男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「…高校に入って、俺たちは施設から出た。
親戚のおじさんが、一緒に住もうって言ってくれたけど、
…正直、ヒロと離れる気はなかったし、おじさんに迷惑かけたくなかった。
それに、…ヒロを一人にできる訳なかったしな」
淨弥は嬉しそうに微笑みながら、話し続けた。
「…そんな訳で、寮がある学校にした。
ほかにいいとこなかったし、…だから男子校を選んだ」
…あれ…?
淨弥の表情が少し、
…苦しそう…。
「…もう二度と、
恋したくなかった、ってのも、
…男子校を選んだ、一つの理由なんだけどな…」