男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
☆全てを君に☆
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*淨弥side*
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「ここ……」
椎をここにつれてきて、
全部話す。
そう、決めた。
……裏庭にある、この大きな木の前で。
「…この木は、桜の木で。
今は冬だから、ただの枯れ木にしか見えないけど、こいつ、すごいんだぞ?
春になると、桜をいっぱい咲かせるんだ」
太い幹に触れながら、俺はそう言った。
「桜の木、かぁ……」
椎は俺の傍に来て、俺の真似をして、木の幹に触れた。