男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
淨弥君はなんでそんな平気で笑えるんだっ。
あたしゃ気にして気にして仕方ないのにっ。
……もしかして、
女として全然意識されてないからっ?!
それはショックだわぁー……。
「淨弥どうしたの?なんで笑ってんだ?」
淨弥君の隣に腰かけた宇津井が淨弥君に聞く。
すると淨弥君はすぐ無愛想な表情に戻り、
「………別に」
と答えたのだ。
さっきの笑顔は、一体なんだ???
まさか…
あたしだけに−−
…なんて!
キャーーっ!!
ってまぁそんな訳ないか。
期待しすぎんなっあたしっ!!
「はーいみんなおはよっ。今日もいい天気だね」
エンジェルスマイルの佐田先生。
「椎榎さん昨日はよく眠れた?」
先生はあたしの肩に手を置き、後ろから顔を覗かせる。
「えっ!あ、はいっ」
あのー…
先生、顔近いですよ……。