男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆



……というか、

さっき、「俺」って言わなかった??

気のせい…かなぁ…。


そんなこんなで。朝からイケメンたちに振り回された訳です。



−−−−−−−………
−−−−−−………


学校へは一人で向かうことにした。
みんなに一緒に行こうって言われたけど、丁重にお断りさせていただいた。


音楽でも聞こうかなとイヤホンを耳にしようとしたその時、

「椎榎さんっ」

後ろからあたしを呼ぶ声が聞こえた。



振り返ってみると、一人の男子が立っていた。


「はい?」

どなたでしょう。
あれ、なんであたしの名前知ってるんだろう?


「…よかったら、あのっ……」

…………?


「つ、付き合って下さいっ!!!」

そう言って、勢いよく頭を下げる目の前の男子に素直に驚く。


……what!?



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