男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「……あぁ」
淨弥君も笑った。
二人だけの名前。
二人だけの秘密。
心がむずかゆくて、
ドキドキが止まらなかった。
淨弥君はどういう気持ちで、あたしに言ったのかは分からない。
ただのからかいかもしれない。
ただ星に名前をつけたかっただけかもしれない。
……だけど、
あたしは
嬉しくて。
二人の距離が
縮まった気がした。
そして…
気持ちの名前を
やっと知れた。
出会って、まだほんの少ししか経ってないけど、
あたしは
クールで、カッコよくて。
実は照れ屋さんな淨弥君を、
……好きになったんだ。