男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆



宇津井がきょどってるとか、マジレアだよレアっ。

あぁー!
うけるっ!!


「……フンッ。この俺に…よくもやったなぁ?」


宇津井はバケツに入ってるもう一つのブラシを手に取った。

ニヤニヤしながらあたしに近づく。



な、なんだこいつっ。
何を考えてるんだっ。



「お前もバナナになれっ!」

「ぎゃっ!!」


顔にまたべったりと…。



「くっそ〜…。許さないぜっ!とぉー!」

あたしはもっかいジャンプして宇津井の顔に波線を書く。



…こうして、宇津井とあたしとの戦いは永遠に続くのであった。


……って、ちょっと違うんだけど。



まぁこのあと、用が終わった唯抖と靖杜は教室に戻ってきて、参戦したのは言うまでもない。


そしてクールな淨弥君は一人、最後まで折り紙を折っているのであった。




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