男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
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お風呂入り終わり、あたしは部屋に戻ろうとした。
「椎」
この声は……
後ろに振りかえると、
「…淨弥君」
やっぱり。
予想通り淨弥君が居た。
淨弥君はタオルを肩にかけたまま、こっちへ歩いてきた。
淨弥君もお風呂に入り終わったばっかりみたいで、髪の先から水がポタポタと少し垂れていた。
濡れてる髪はなんだか色っぽかった。
「どうしたの?」
お風呂終わったばかりだからなのか、淨弥君の顔は少し赤かった。
「……あとで俺の部屋、来て」
淨弥君はタオルで髪を拭きながら言う。
「……えっ?」
あとで、俺の部屋、
……来て…?!
「…あぁ。待ってるから、早くしろよ」