君と僕の物語
◆◆◆

沙希に出会って半年が経った。


友達のようになんでも話せて

お姉さんのようになんでも相談できて

妹のように頼ってくれて

たまにペットのように甘えてくる。


そして、今は俺の彼女。

自慢の彼女。


出会って半年記念の今日、俺は沙希にずっと渡したかったものを渡すことにした。

あの日出会った、新橋ガード下の飲み屋で。


「大好きな沙希へ

これから、ずっとずっと一緒です。」


沙希の右手薬指には、ハートの指輪が光ってた。

「お金貯めなきゃなぁ!!

次は左手につけてもらわなきゃ!!」


「ありがとう」

<完>
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