私の好きな彼女、私を愛した彼氏
「…ま、どんな衣装を着たってハル以上にステキな人はいないもんね。」
「……ったく。…恥ずかしくねぇの?んな事言って。」
「別に?だって事実だもん。」
私は軽く舌を出して笑った。
弾む気持ちを押さえられずにハルの手を握れば、彼は頬を少しだけ赤く染め並んで歩き出す。
指を絡ませ、視線を絡ませ――。
私達はお互いを欲する気持ちを隠せずにいた。
繋いだ私の右手の中指を、繋がれたハルの左手の中指がちょんっと戯れるようにつついてくる。
――ネェ、シヨウ?――
それはハルからのサイン。
女の子が男の子を誘うような可愛らしいSEXアピールに赤面してしまう。
「…ハルのえっちぃ。」
「えっちな俺は嫌いですか?」
「……大好きデス!!」
恐れることなど何もない。
100%の自信を持って言えた。
【ハルが好き】
この呪文があれば私は無敵になれるから。
私達は2人の未来へ続く第一歩を踏み出した。
――と、思っていたのに…。
それはサヨナラへのカウントダウンの始まり。
「……ったく。…恥ずかしくねぇの?んな事言って。」
「別に?だって事実だもん。」
私は軽く舌を出して笑った。
弾む気持ちを押さえられずにハルの手を握れば、彼は頬を少しだけ赤く染め並んで歩き出す。
指を絡ませ、視線を絡ませ――。
私達はお互いを欲する気持ちを隠せずにいた。
繋いだ私の右手の中指を、繋がれたハルの左手の中指がちょんっと戯れるようにつついてくる。
――ネェ、シヨウ?――
それはハルからのサイン。
女の子が男の子を誘うような可愛らしいSEXアピールに赤面してしまう。
「…ハルのえっちぃ。」
「えっちな俺は嫌いですか?」
「……大好きデス!!」
恐れることなど何もない。
100%の自信を持って言えた。
【ハルが好き】
この呪文があれば私は無敵になれるから。
私達は2人の未来へ続く第一歩を踏み出した。
――と、思っていたのに…。
それはサヨナラへのカウントダウンの始まり。