【完】あたしだけ見て☆
「あ!じゃあ他の女の子たちと仲良くしてたのは、なんで?」
「いや…それはただ、」
「ただ?」
「…妬いてほしかった……。」
可愛すぎる、反則だよソレ。
「妬いてたもん…あたし。」
「えっ!まじで!?」
すっごく嬉しそうな顔。
そんな陽生をちょっと苛めてみたくて
「…たくさん、泣いた。」
あたしがそう泣きそうな声で言うと
「ごめん!まじでごめん!俺さいてーだよな!!」
陽生は焦りながらそう言った。
「うっそーっ!」
「てめっっ!!」
「陽生、顔真っ赤あ!!」
そんな陽生が可愛くて、ほっぺにチュッとキスをした。