ココアが欲しいんだ【季節短編】






「だから今日俺は来たんだ」




へ?




どうゆう事?




目を大きく見開く。




「ココア貰っていい?」




頷くとココアのボタンを押す。




勿論ミルクココアを。




ガタンッ




ココアが落ちた。




そっと手に持つ。




―――温かかった。
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