大切な命
出会い
…ドタッ…
「いったぁぁ」
「いってぇぇ」
高校1年岡野美和。
たった今誰かとぶつかった。
「あ…あの…ごめんなさい」
あたしが前を見てなかったから今のはあたしが悪い。
「いってぇぇ。あんた名前は??」
ぶつかった男が聞く。
「えっと岡野美和です…。」
少しおびえながら答える…。
「そんなに怖がらないであげて!」
と男の友達らしき人が言った。
「あっはぁ…」
「美和ちゃんが怖がってる奴が川崎龍哉。
っで俺が木村拳斗。よろしくね」
川崎龍哉…
とりあえず怖い。
木村拳斗…
軽そう。
これが彼らの第一印象だった。