君に伝えたかったコト

 次の日からというもの、毎日のように嫌がらせが・・・いや。完璧なる苛めが続いた。

しているのは、さくらちゃんではない。他の女の子。

皆に多分。。。指令しているのかな。。。


上履きの中には、土がたくさん入っていたり・上履きがなくなっていたり。。。

教室に入った瞬間には、お決まりのバケツの水をかけられた。

黒板には...【真奈海死ね・消えろ・キモイ】などがたくさん書いてあって、

そして、教室の中にある私物はすべて、窓から落とされ・・・・

机とイスは、廊下に出されていた。

先生に相談をしてみると、、、

「苛められる自分にも原因があるんじゃないの?人のことを言う前に、自分を変えなさいよ。
 それより、あなたね・・・このテストの点数どうなのよ! あなたは数字だけを気にしていれ
 ばそれでいいのよ。さァ、、、授業に遅れるわよ。早く行きなさい」

          私は数字以下だったんだ・・・。

それから、二度と相談はしなかった。

お母さんに言ったって、、、きっとなにもしてくれない。

お母さんの仕事は、昼はバイト・夜はお水商売で。。。。はなす機会もない。

それに、、、余計な心配はかけたくない。







もういやだ。。。そう思ったけど、お母さんのことを思うと、休めなかった。
 

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