君に伝えたかったコト

ずっと、耐え続けると・・・

もう数ヶ月が経った。


ある放課後、さくらちゃんが話し掛けてきた。

「マナ。少しいいかしら?」

マナって久しぶりに呼んでくれた。。。でも、、、今更・・・

私は戸惑ったが、前のような優しい目だった。そして、、、「うッうん。。。」

そう答えてしまったのだ。


後で、返事したのをあんなにも後悔するなんて夢にも思わなかったから...。






さくらちゃんに「ついてきてくださる?」と言われたので、ついて行った。

到着したところはあまり使われない、トイレだった。

           ....何かがおかしい。

そう思ったころは、もう遅かった。

「さ、、、、さくらちゃん・・・?」恐る恐る呼んでみると。。。。

「ふふッ♪ おめでとう。よく引っかかったわねぇ・・・あなたほんとに馬鹿ネ☆
 まァ、、、いいわ・・・早く、楽しいことしましょうよ♪皆様ァ~」

ヒッカカッタ。。。? タノシイコト。。。? 

そう考える間も与えてくれなかった。


さくらちゃんが、皆様ァ~と呼ぶと一斉にたくさんの女の子がでてきた。

それと同時に、『バシャッ』 水がいつもより多く降ってきた。

水でビチャビチャな私を見て、さくらちゃんは・・・

「あーら、、、汚い子が居るわ。可哀想だから、皆様で綺麗にお掃除をしてあげなきゃネ☆」

さくらちゃんの隣にいた女の子が、「さくら様。これをお使いください」と、掃除のモップで

押さえつけられた。

トイレの水道から、ホースを繋げて私にそれをかける。

「さ・・・・さくらちゃ・・・」

私は、呼んだ。  すると・・・・

「ウザイんだよ。それ以上しゃべんな。 寿命縮むぞ」と、さくらちゃんに言われた。

          もうダメ、、、、息が出来ない。。。


< 7 / 11 >

この作品をシェア

pagetop