君に伝えたかったコト

とっさに、ケータイを開いた。

「も・・・もしもし。。。ゆーくん・・?」

「真奈海?どした?」

「助けて・・・」

「ぇ!?どしたんだよ」

「説明できるほどの余裕ない」

「どこにいんだよ・・」

「学校のトイレ。。。。」

「は!?8時だぞ!?なにしてんだよ」

「ぅ・・うん・・・」

「今行くから待ってろ。またかけるからな。泣くなよ」そう言って、電話が切れた。

寂しく『プープー』と鳴り響いている。

「う・・・うー・・・うわ~ん。。。」

安心したのと、怖かったのと、、、色んな意味で泣けてきた。。。

     ゆーくんが泣くなって言ったから。。。ないちゃダメ・・・





「ゆーくん来るかなぁ・・・」そう言って、真奈海は待ちつづけた。
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