人魚になったあたし。



やっぱり手は繋いだまま。
そして無言。


今どこら辺なんだろう…


全くわからない。



「…よし、入るぞ!」



智の声とともにあたし達は少し気味の悪い階段を降りていった。



< 19 / 46 >

この作品をシェア

pagetop