カラオケに着いた頃、竜也の携帯が鳴った。


「着いたけど、お前さん何処」


入口らへんに居た一人の男の子が、こっちを向いて歩いて来た。






人見知りの激しいあたしは、取り敢えず目を合わせない様にした。



竜也やあきは、その男の子と
「久し振りぜ!」とか言いながらじゃれあっている。







「…」

あたしは一人先にカラオケの中に向かった。
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