理由尋問


ボーっとしてた目が正常になって再び猫塚を見ると



意外とイケメン…




「なぁ、あんた何で泣いてたの?」



あんたって…
猫塚にイラだちを覚えながらもあたしはいつもの表のあたしで対応した。




「…あたし…泣いてた?」


「うん。涙の跡あんじゃん」




そう言えばめの辺りに違和感がある気がする…




「なんで?」


「わかんない。」


「は?あんた自分が泣いてた意味わかんねぇの?」


「うん…」




ふ~ん。と言ってあたしの横にいた猫を抱いた



なんだこいつ…




「ねぇ、その猫あなたの?」


「こいつ?違う。」


「ふーん…そのコもらってもいい??」


「…別にいいけど、なんで」


「わかんない、」


「は??またわかんねぇの?」


「なんか…親近感湧くんだもん」


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