Boys Kissシリーズ・『バレンタインのキス』
「あっ、もうチョコの用意は済んでんだよね?」

「そうですよ? …何ですか? 食べたい物が変わりました?」

「うん、まあ、ね。でもキミが年に一度、作ってくれるものだしなぁ」

「別にチョコじゃなくても、簡単な料理なら作れますよ?」

クッキーとか、サンドイッチぐらいならまあ…。

「ううん、そうじゃなくてさ」

ぎゅっとボクに抱きつくと、彼はとんでもないことを言ってきました。

「…食べるのは、チョコじゃなくて、キミが良いなって」

「なぁっにを…!」

やっぱりこの人、バカ坊です!

< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

表紙を見る
表紙を見る
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop