僕が君を想うことは疑うことのできない事実だから


迎えた合同演奏会。

僕らは同じステージで演奏した。



この時はまだ自分の気持ちには
気付けていなかった。



その日、彼女から一通のメールがきた。


[M高サックスパートのみなさまへ。]


と題されたメールには
わざわざひとりずつにメッセージが書いてあった。



本当にいい子だなと思いながらも
少し緊張しながら

僕宛に書かれていることが気になった。





「みんなをまとめてくれてありがとうございました!!あまり協力できなくてごめんなさい。」




友達宛にかかれたメッセージを見ると
楽しいかった思い出などがかかれていた。




何故か
とても悔しくて、
何かが崩れたような気がした。
< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop