僕が君を想うことは疑うことのできない事実だから
高校も3年生になると
なにかと忙しい毎日だ。
部活で活躍し、勉強では常に上位
そして自慢の彼女がいる。
そんな理想は叶わぬまま。
あっという間に時は流れる。
部活部活の毎日で
それが一番楽しい生活だった。
しかし今年でその部活も引退。
そして受験という戦場に投げ出される日が来るのだ。
思えば彼女も出来ず…。
変わらない毎日の繰り返しだった。
そして、最後の演奏会の日は近づいた。