夢のΦ
終わりなき夢
目覚めるとそこは森の中。
いつもとは違う雰囲気だけど夢の中みたく実感なくて、ボクは野原の上に寝ていた。周りには色とりどりの花がたくさん咲いていた。
「ここ・・・どこ？」
見たことのない空間にただ１人だということもあって不安と恐怖でいっぱいだった。

ただ、なんでボクはここにいるんだ？
昨日のことを思い出そうとすると、頭がすごく痛くなる。

あれ・・・まてよ・・・？ボクは誰？信じられないけど自分の名前がわからなくなっていた。

記憶がないんじゃ何の手がかりもないじゃないか・・・

でも進まなきゃ何も変わらない。

目の前の現実を受け入れることができない。
「信じらんないよ・・・」

目の前にある現実と思い出せない自分の記憶・・・
小さい体では支えきれないほどの不安。

涙が止まらなかった。涙が枯れるほど泣いただろう。気がつくとボクはねむっていた・・・
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表紙・目次

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