僕等がいた



 俺・・・何してんだ?!


 なんかめっちゃ純粋そうな女の子家に連れ込んで。



 付いてくるこの子もどうかと思うけど・・・




 とりあえず、家には親も兄弟もいない。


 俺はずっと一人暮らしだ。


 親に迷惑かけるよりかは全然いい。




 「・・・・入れば?」





 彼女はちょっと躊躇したけど、


 申し訳なさそうに家に入る。




 「はい、これ。その辺に座って。」



 俺はタオルを渡してココアを入れる準備をする。




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