僕等がいた




 なんか気まずい感じだったから、



 俺は適当に支度をして、家をでた。




 「俺先行くわ」




 彼女の返事も待たずに学校へ向かう。





 歩いているうちに慶の家の前に着いた。



 「けーいーーーー!!!!」




 俺は死ぬほど声を出して叫んだ。





 「・・・・・・・・」




 返事はない。


 


 「涼介ー・・・・マジで朝から勘弁してくんない」


 


 やっと慶が出てくる。



 

 「俺だって叫びたくて叫んでるわけじゃねぇから」

 




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