6年1組から溢れたメロディ
◆序章
あの日、僕らが願った夢。
今までの僕らは
ただ自分の事だけが精一杯で
友達とか、仲間とか。
そんなのキレイゴトにしか聞こえなかった。
自分さえ良ければ、
自分さえ助かれば、
自分さえ上手くいけば、
あとはもう、関係ないなんて。
思ってた
でも、こんな僕たちが
素敵な先生たちの出逢いを神様から頂いて
仲間を大切にしよう―――
仲間と力を合わせて、夢を叶えよう―――
って思えたんだよ
今までの僕たち。
そして、神様から頂いた素敵な出逢い――――
それはきっと、この物語、僕らの夢のスタートラインだったんだ。