Dangereuses hospital
一気に形勢は逆転した。

「諦めろ、八戸」

銃口を向けたまま、俺は言う。

「決着にしよう、八戸。お前の負けだ」

「……」

従順に、俺の説得に頷くような仕草を見せる八戸。

だが直後。

「!」

彼女は突然踵を返して走りだす!

あまりに突然の行動に、俺も、六道さんも、射撃が間に合わない。

そのまま八戸は。

「!!!!!!!」

病院の屋上から飛び降りる!

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