Dangereuses hospital
chapter3
ブツリと切れた電話。
六道さんは無言のまま俺を見る。
彼が何か言う間もなく。
「おい、永瀬ってのはお前か?」
森脇隊長が、俺の黒いTシャツの襟首を掴んだ。
「何でお前に犯人からの名指しがあるんだ?何か恨みを買うような事でもしたのか?あぁ!」
興奮気味にまくし立てる森脇隊長。
六道さんがそれを制した。
「森脇さん…ちょっと訊ねたいんだが」
「何だよ!」
「……」
あくまで冷静に、しかし真実を見極めるように。
「この案件、『八戸由岐』が絡んでいる可能性は?」
六道さんは静かに言った。
六道さんは無言のまま俺を見る。
彼が何か言う間もなく。
「おい、永瀬ってのはお前か?」
森脇隊長が、俺の黒いTシャツの襟首を掴んだ。
「何でお前に犯人からの名指しがあるんだ?何か恨みを買うような事でもしたのか?あぁ!」
興奮気味にまくし立てる森脇隊長。
六道さんがそれを制した。
「森脇さん…ちょっと訊ねたいんだが」
「何だよ!」
「……」
あくまで冷静に、しかし真実を見極めるように。
「この案件、『八戸由岐』が絡んでいる可能性は?」
六道さんは静かに言った。