Dangereuses hospital
クロロホルムを吸わされて悶絶する犯人の後頭部を、銃把で殴って気絶させる。

念の為に犯人の持っていた銃からは弾倉を抜き取っておいた。

これで万が一意識を取り戻しても、銃は使えない。

…これで武装グループ2人目を仕留めた。

小さく溜息をつき、俺は移動を再開しようとする。

しかし…「!!!!!」

直後、身の毛もよだつほどの殺気。

咄嗟に振り向き、銃口を向けようとした俺は。

「ぐふっ!」

いつの間にか背後にまで迫っていた人物によって銃口を逸らされ、引き金を引く間もなく腹部に横蹴りを叩き込まれて吹っ飛ばされた!

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