あなた
そしてあたしたちは温かい場所に行こうと思い、
レストランに行った。
また謝ろうとした瞬間、
「どうした?
なんかあったんだろ??」
和也の顔は真っ青でいつもの笑顔はなく、
心配してた。
あたしはずっと黙ったままだった。
もし、あのことを話したらきっと汚れてるからって
離れていくと思ったから。
「なんで・・・黙ってるの?
俺じゃ・・・無理なの・・・?
信用・・出来ない・・から・・?」
あたしはそんな和也の言葉を聞いてやっぱり話そうと思った。





「あたし・・・ね・・・。」
それからあったことを話した。
ずっと真剣に聞いてくれた。
「おいで・・・。」
和也はあたしを呼んだ。
「でも・・・汚れてるんだよ?
イヤ・・・じゃない・・・の?」
「なんで?イヤになるん・・だよ・・・。
そんなことで嫌いになったりしないから・・・
世界で一番好きだし・・・ありえないから・・・。」
和也は弱そうな声になりながら優しく笑顔をみせた。


なんでこんなに優しいんだろう?
そう思いながらあたしは泣きながら
和也の胸に飛び込んだ。


「いい子・・・。」
そう頭を撫でてくれた。
「やっぱり・・・あったかいな・・・。
これなら・・・吹っ飛びそうだ・・。」
きっと和也は風邪が吹っ飛びそうだ。
そう言いたかったのだろう。
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