あなた
だけど・・・クラスのみんなには聞こえるように
「汚れてるから近寄らない方がいいよ~。」
そう言ってる声が耳に入ってくる。
それがあたしの胸に刺さるし、
ストレスがたまってくる。
愛はそのたびに「あんなのくずだよっ。」
そう言ってくれるのはいいけど・・・
やっぱり愛には迷惑かけられなかった。

「あ・・・い・・・?」
「ん?」
「あたしといないほうがいいよ・・・。」
あたしにとって大事だからこそ
愛にはあたしといないほうがいいと思った。


「そんなこと・・・わたしはいつだって・・・
いつだって・・・まどかの味方だよ?」
愛はあたしのために泣いてくれた。
あたしの・・・あたしなんかのために・・・
泣いてくれたんだ。
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