あなた

「何やってるんだよ・・・行くぞ？」
あたしがずっと立ち止まったままだったから
また手を引っ張ってつれていってくれた。




あぁ・・・男の人と２人でくるの、
今日で二度目だ。
あたしは寂しい顔をしていると、
「どうした？嫌だった？」
そうやって和也くんは心配してきてくれた。
「うんん・・・。大丈夫！！
逆に嬉しいよ♪」
あたしは無理に笑っていっぱい歌った。
だけどあたしは泣いてしまった。





和也くんがエグ〇イルの曲を入れて歌ったとき、
あたしは泣いてしまった。



「うぅ・・・うぅ・・・。」
涙が止まらなかった。
「どっ・・どうした？」
せっかく歌ってたのにやめて近くにきて
心配してくれた。すると・・・

ガバッ


和也くんはあたしを抱きしめた。
「あっ・・・あたしっ・・。」
あたしはなんで泣いたか、
言わなきゃと思った。
でも、あなたは言わなくいい。
そう言ったね。