【実話】君じゃなきゃだめ、
初対面
「何着て行ったらいんだろ…」
当日の朝、
私は鏡の前で立ち尽くしていた。
「やばっ!電車遅れる!!」
結局いつもの強めな服装
もうちょっと
可愛いの着たらよかったかな〜?
私と翔が住んでるところは
意外に離れていて
お互い電車で30分以上。
電車に揺られながら
いろんな事を考える
”声も聞いた事がないのに会えるのかな”
”騙されてて、ただのおじさんだったらどうしよう”
”顔全然プリクラと違って幻滅されたら…”
「次は〜終点〜終点〜」
そんな事を考えてるうちに
あっという間に着いてしまった。
私の方が先に着くから
待ってなきゃいけない