【実話】君じゃなきゃだめ、
あまりにも無言で
どこかへ向かうから
勇気を出して聞いてみた

「ねぇっどこ行くの??」

歩きながら彼はキッパリ答えた



「ラブホ」

「ラブホ?!」
思わず声が大きくなった


「うるせんだよっ!とっとと着いてこい!」

「あっごめん、」

なんかもう
迫力とかオ−ラがすごくて
逆らえなかった。




「早く入れよ」



ほんとにそこはラブホテル


初対面の人といきなり
ラブホなんて考えても
なかった

「うぁ−疲れた」

ベットの前に立ち尽くす
私をよそに
彼はソファーに座り
タバコを吸い始めた。
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