【実話】君じゃなきゃだめ、
翔が何本もタバコを
吸っている中
たくさんの話をした。
今となっては
忘れてしまったような
たわいもない話を、
女子校の私からしたら
男の人と話すのも
久しぶりすぎて
目も合わせられなかった。
ベットの端に座っていると
翔がタバコの火を消し
近づいてきた。
「…っ、」
「なんもしね−から」
なんかされると思って
思わず息を飲んだ。
翔は私の隣に座った。
「そんな警戒してんの?」
「そりゃあしてるよ!初対面だし…」
「別に関係なくね?」
「初対面の人といきなりラブホ来たりしないよ!」
「そ〜かな?」
この人相当遊んでるんだ。