【実話】君じゃなきゃだめ、

「翔は彼女いないの?」

「ん−まぁいないと思う。」

「絶対浮気とかするでしょ」

「時と場合でな〜」

この人って
なんなんだろう、
全然つかめない人。




グイッ




「え」


そう思った瞬間
見えたのは天井、
唇に感じるのは
自分のじゃない冷たい唇、



キスされてる



驚きすぎて
逆に冷静だった。

「なにするの?」

「したかったから」

天井を遮った
翔の顔は怖かった
笑っていたの



頭がその瞬間
危険を察知した。

逃げなきゃ犯されるって


「離してよっっ!!」

「暴れんなよ!」

体を起こそうと
しても押さえつけられたまま

手を振りほどいて
逃げようとしても
足をとられて
ベットに倒れ込んだ。
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