【実話】君じゃなきゃだめ、

「もしもしっ」

「バイト終わったぁ−」

「お疲れ様!」

いつもと変わらない翔。


「そういえばさ、さっきの話どうなった?」

「何の話?」

「朋−」

「あ−っ、あれから何もなしだよ!」

「そっか、気にしなくてい−から」

「そだねっ」



言い出せなかった、
現実を知るのが怖くて怖くて
目をつむって
知らないふりをしようと
したのかもしれない…
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