【実話】君じゃなきゃだめ、



ほんとはね
これでいいんじゃなくて、

この道しかないと思ったの。






「………」


部屋に響くのは
私の鼻をすする音だけ

翔は口を開かなくなった、



呆れたのかな






「翔…」



ふと翔を見た、








ねぇ
このとき初めて見たよ








「泣いてるの…?」





貴方が泣いてるのを、






頬を伝う涙は
私のためだったかな?、




「希ごめんなっ…」


「翔…」

私は名前を呼ぶ事しか
出来なかった。



「離れんなよっ…」


ふと口から出た
貴方の気持ち、
















こんなにも

貴方は愛しかった、
< 64 / 64 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop