黒髪のあの子
そりゃそうだよな…。
この学校で、俺等2人が不良リーダー的な感じなのに。
その1人が、副委員長になるなんて、な…。
「千尋もなんか委員入れよ」
「は?なめんなし。俺ははいんねぇよ」
「へー」
ニヤニヤしながら、梓は不気味に笑った。
むかつく…。
どうでもいいか。
「じゃあ、委員長と副委員長。前で、仕切ってもらえますか?」
「はい。」
「おう」
あー…梓の奴行っちまいやがった。
暇になんじゃねぇか馬鹿。