黒髪のあの子
休み時間。
「…如月千夏。ちょっときて。」
ああ。
醜い女の呼び出し、ね。
美人が気に食わない+あの紹介がイライラ度をUPさせたんだろう。
きょとんとした顔をして、如月千夏はその女についていった。
「俺、止めてくる…っ」
「は?梓、本気かよ?」
「え、あッ…な、なんでもねぇ…。」
我にかえったように、ハッとする梓。
「はぁ?」
何がいいたいんだ?
俺は、不愉快になりながらも、つまんねぇから寝る事にした。