青春ビート

はぁ

仕方なく田島の方をむけば真っ直ぐ私を見ている

「…そう。」

特に動じず気のない返事をする


「ブハッ!旭 匂いとか犬みたいだぜ それ」


金髪のからかった声に田島の眉間にぐっとしわが寄る


「うるせぇよ 晶<ショウ>」


「この子ら知り合い?」


「人の話聞いてんのか。」


「一応は」


「…(イラッ)」









…帰っていいんじゃない?これ



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