ゆん坊
「学校までは近いわ。歩いてすぐよ」



アパートを出て、お母さんと並んで道を歩いた



しばらく歩くと白い校舎が見えた



…凄く遠く感じた



「お母さん、ここ?」



「そうよ。あなたの学校よ」



大きなガラス張りの入り口から入り、そのまま1階の職員室に行った



お母さんが挨拶をして中に入って行く



僕はその後ろから入って行った



紹介された先生はおじいちゃんみたいな感じの男の人だった



僕は先生にお辞儀をした



「早くみんなと仲良くなればいいね。クラスのみんなの名前も早く覚えなさい」



おじいちゃん先生はニコリと笑い僕に言った



お母さんと3人で教室に行った



3人で教室の中に入ると、すでに椅子に静かに座っているクラスメイト達がいた



全員僕を見ている



僕は大声で名前を言って挨拶をした


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