ゆん坊
「お父さんがいなくなってから…お母さんが朝から夜中まで働いてくれているんだ。 …貧乏は…なれているから全然平気なんだけどね……うっ、うっ」



言葉が詰まって出て来ない



胸の奥が焦げたようだった




「…… 僕のために頑張ってくれているお母さんを悪く言う友達は許せない…」




声が出ずに大きく泣いた



< 26 / 43 >

この作品をシェア

pagetop