有名男子・秘密彼氏
「あ、やっと入場するみたいだね。」



私は『うん。』と言おうとした。


でも言おうとした瞬間、女子の大きな叫び声が聞こえた。



「キャー!和哉様!?」


…は?
和哉様?



私は声のする方を見た。

でも見たら、出来ていた列が崩れて女子の固りが出来ていた。


何がおきたの?



「どうしたんだろうね。」

「うん…びっくりした。」



でもその固まりはすぐに先生によってもとの列に並ばされて、結局あの叫び声の原因はわからないままだった。


なんだったんだろ…?



そして入場。


私は席についた。





そして式の途中に、あの女子の叫び声の理由を知る。
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