男の子のキモチ
俺はあいつに内緒で待つことにした。
別に、ただ今日はたまたま部活がなくて待ってるだけで。
あいつのためじゃないんだ。
1時間くらい経って俺はいつの間にか眠っていたみたいで起きたときには空はオレンジ色に染まっていた。
「ヤベー」
あいつ帰っちまったかな。
一応追試やってる教室行ってみるかな。
俺はまだ眠たい目を擦りながら追試がやっている教室へ行く。
まだ明かりがついていて少しだけホッとする。
あいつ、泣きながらやってんだろうな。
泣き虫なところもあるし。