男の子のキモチ



せっかくの朝ラブラブを学校で台なしされてしまうのだ。



「私だったら無理だね。そんな年下」


「可愛いじゃ~ん」



親友の由美が呆れた顔をしながら私を見る。
由美は大の年上好きだからな~。



年下好きの私には年上のどこがいいかわからないんだよね。



「紗英は年上から結構モテるんだよ?」


「そんなの知らない~。年下がいいの」


「変わり者」


「あっそ~」



私は彼方しか好きにならないんだから!
彼方一筋だよー。



私ってかなり馬鹿?
それでもいいんだ・・・彼方が大好きだもん。






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