男の子のキモチ
どうせ賭けのことでしょ?
もう・・・いいんだ。
「俺さ、最初二年にすげー美人な先輩がいるってダチから聞いてさ、もし落としたら一万やるって」
やっぱり賭けてたんだね。
しかも私美人じゃないし。
誰と勘違いしたんだろうか?
「けど先輩に近寄って行くうちに先輩のことどんどん好きになっていって・・・先輩が好きなんです」
はい!?
今なんて言いました?
私のことを好き!?
「信じてもらえないかもだけど好きなんです・・・」
そんなこと言われたら・・・
信じちゃうよ・・・
「私も好きです」
私がそう言うとすごいビックリした顔をしながら私を見た。