angel or devil
「結華?緊張してるの?」
「……………」
緊張してるよ……
体は硬直、頭は真っ白……
「可愛すぎだろっ!!!」
「キャッ!!」
あたしの緊張をよそに、慎はソファにあたしを押し倒した
きた……ついにきた……
わかってたけど……
やっぱりいざとなるとこわいよぉ……
「優しくするから…」
慎はそっとあたしの耳に囁き、優しくキスをして
「うん…」
あたしはギュッと目を瞑った。
慎の唇が首を伝う
「んん………」
くすぐったいような……
気持ちいいような……
「ん……」
ビクッ
シャツの下から入り、あたしの胸に触れる慎の温かい手
「柔らかいね……」
慎の手はあたしの太ももをなぞってスカートの中に入る――
「ん……!」
少しこわい……