street love
8.キス
年が明け
ランチタイムの宝城大学
「二ノ宮!二ノ宮は来ているか?」
年配の男性が教室へ入って来ながら言った。
「おい、ヒビキ。高川が来たぜ」
彼はこの大学の准教授である。
政志が知らないフリをしている響に向かって小声で言う。
「居ない事にしてくれよ」
そう言いながら
響は座席に寝っ転がった状態で、携帯電話の画面を見ていた。
そんな事言ってる内に響は高川という男に見つかってしまった。
「コラッ二ノ宮!居るのなら返事ぐらいしたらどうだ!」
「ははは…」
「何がおかしい?全く…たまに大学に来たかと思ったら携帯電話ばかり、いじって。ちょっと来なさい。話がある」
「何ですか?」
「いいから来なさい」
腕を引っ張られて
響は高川につれて行かれたのだ。
ランチタイムの宝城大学
「二ノ宮!二ノ宮は来ているか?」
年配の男性が教室へ入って来ながら言った。
「おい、ヒビキ。高川が来たぜ」
彼はこの大学の准教授である。
政志が知らないフリをしている響に向かって小声で言う。
「居ない事にしてくれよ」
そう言いながら
響は座席に寝っ転がった状態で、携帯電話の画面を見ていた。
そんな事言ってる内に響は高川という男に見つかってしまった。
「コラッ二ノ宮!居るのなら返事ぐらいしたらどうだ!」
「ははは…」
「何がおかしい?全く…たまに大学に来たかと思ったら携帯電話ばかり、いじって。ちょっと来なさい。話がある」
「何ですか?」
「いいから来なさい」
腕を引っ張られて
響は高川につれて行かれたのだ。