street love
「誰にあげるの?」
「………」
「じゃイエスかノーで答えてね。あげる相手はズバリ、カテキョーの先生?」
「………」
「そーなんだ」
「違うよ」
「じゃ誰?」
「美波、ツッコミ過ぎ」
「やっぱカテキョーの先生?」
「違うよ。私、別に先生の事、何とも思ってないから」
「ホントぉ?」
「だって先生、彼女いるし」
「え」
「去年のクリスマスイヴの日、彼女と歩いてるとこ見たもん」
「うっそ」
「すっごくキレイな人だったよ」
家庭教師の話をしていた
あずさの表情は何だか恋しているかのように美波には見えた。
「もしかして好きなの?」
「あのね。実は……」
あずさが少し照れながら
何かを言おうとしたが急に表情が変わって言いかけた事をやめた。
「どーしたの?」
「今は言えないから後で話すよ」
「えー気になるじゃん」
「今度話すから」
「うん。分かった」
「………」
「じゃイエスかノーで答えてね。あげる相手はズバリ、カテキョーの先生?」
「………」
「そーなんだ」
「違うよ」
「じゃ誰?」
「美波、ツッコミ過ぎ」
「やっぱカテキョーの先生?」
「違うよ。私、別に先生の事、何とも思ってないから」
「ホントぉ?」
「だって先生、彼女いるし」
「え」
「去年のクリスマスイヴの日、彼女と歩いてるとこ見たもん」
「うっそ」
「すっごくキレイな人だったよ」
家庭教師の話をしていた
あずさの表情は何だか恋しているかのように美波には見えた。
「もしかして好きなの?」
「あのね。実は……」
あずさが少し照れながら
何かを言おうとしたが急に表情が変わって言いかけた事をやめた。
「どーしたの?」
「今は言えないから後で話すよ」
「えー気になるじゃん」
「今度話すから」
「うん。分かった」