青春のリグレット
そして約束の水曜日

「だいぶ悩みも楽に
なったみたいだねぇ」


『うん、誰かにきいて
もらうと違うんですね
いつも聞いてもらって
ありがとうございます』



「なにかあったらケータイに
電話してくれていいよ
調べたらわかるだろうけど」

そう言うと和哉は
名刺にメアドも書いて渡した。



今日は晶子が支払いをして
和哉の車の助手席に座る


いつものように駐車場に
着くと


『私、彼氏がいて・・・』


「知ってるよ、どうした?」


『だけど、

先輩のことが・・・

好きになっちゃったんです

そんなこと言われても

困りますよね

ご、ごめんなさい』


そう言ったかとおもうと、
急いで車を降りて
自分の車で去っていった。








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